ビットコイン価格予測
BTCは過去数日間、50日単純移動平均線(SMA、11万4320ドル)と上値抵抗の11万7500ドルの間で推移している。
上向きの20日指数平滑移動平均線(EMA、11万3919ドル)とRSIのプラス圏推移は、11万7500ドル突破の可能性を高めている。突破すれば、12万ドル、その後12万4474ドルまで上昇する可能性がある。
一方で、20日EMAを下回ればこの見方は無効となり、BTC価格は当面10万7000ドルから11万7500ドルのレンジ内にとどまるとみられる。終値で10万7000ドルを割り込めば弱気派が優位に立つ。
イーサ価格予測
イーサは20日EMA(4450ドル)まで下落しており、強力なサポートとして機能する可能性がある。
反発すれば、4770〜4957ドルの抵抗帯を突破し、5500ドルへの上昇につながる可能性がある。心理的節目の5000ドルはあるが、突破できるとみられる。
逆に20日EMAを割り込めば、次は50日SMA(4288ドル)、その後4060ドルまで下落する可能性がある。終値で4060ドルを下回れば弱気派が優勢となる。
XRP価格予測
XRPは移動平均線の上で推移しているが、強い反発には至っていない。
売り手は価格を20日EMA(2.97ドル)を下回らせることでポジションを強めようとするだろう。もしそれに成功すれば、XRP/USDTペアは堅固なサポートである2.73ドルまで下落する可能性がある。買い手は2.73ドルを激しく防衛するとみられる。なぜなら、この水準を終値で下回ると下降三角形のパターンが完成し、XRP価格は2.20ドルまで急落する可能性があるからだ。
一方、価格が現在水準から反転上昇し、3.20ドルを上抜けた場合、強気派が再び主導権を握ったことを示す。その場合、このペアは3.40ドルに向けて上昇する可能性がある。
ソラナ価格予測
ソラナ(SOL)の浅い押し目は、強気派がさらに上昇局面を期待しており、慌ててポジションを手仕舞っていないことを示している。
20日EMA(220ドル)が下値の重要なサポートとなる。価格が現在水準もしくは上昇トレンドラインから反転上昇すれば、強気センチメントを示すことになり、260ドルまでの上昇が見込まれる。その水準では弱気派の売り圧力が強まると予想される。
一方で、20日EMAを割り込み終値をつければ、強気派がポジションを手仕舞っていることを意味する。その場合、SOL/USDTペアは50日SMA(197ドル)まで下落する可能性がある。買い手は50日SMAを防衛しようとするだろうが、もし下回ればソラナ価格は173ドルまで沈む恐れがある。
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。
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