BTCは主導権を握れるか　仮想通貨チャート分析：ビットコイン・イーサ・XRP（リップル）・ソラナ

ビットコイン価格予測

BTCは自律反発を開始しており、移動平均線付近で強い売りに直面すると予想されている。

価格が移動平均線から急落すれば、10万7000ドルまで下落する可能性が高まる。10万7000ドルの水準では買い手が総力を挙げて守るとみられるが、もし割り込めば弱気のダブルトップが完成する。その場合、10万ドルまでの下落が始まり、最終的にはパターン目標である8万9526ドルに達する可能性がある。

一方で、買い手が移動平均線を突破すれば、BTC/USDTペアは11万7500ドルまで上昇する可能性がある。11万7500ドルでは売り圧力が強まるとみられるが、強気派がこれを克服すれば、ビットコイン価格は12万ドルに達する可能性がある。

買い手はイーサ（ETH）を4060ドル以上で維持しようとしているが、自律反発では強い売りに直面すると予想される。

価格が20日指数平滑移動平均線（EMA、4393ドル）から下落に転じれば、4060ドルのサポートを割り込む可能性が高まる。その場合、ETH/USDTペアは3745ドル、さらにパターン目標の3426ドルまで下落する可能性がある。

逆に価格が反転して20日EMAを上抜ければ、レンジ形成の可能性を示唆する。イーサリアム価格はしばらくの間、4060ドルから4957ドルの範囲で推移する可能性がある。

XRPは下降三角形の中で取引されており、通常これは天井形成のパターンとして機能する。

弱気派は価格を2.69ドル以下に引き下げる必要があり、これが達成されれば弱気パターンが完成する。その場合、売りが強まり、XRP/USDTペアは2.20ドルに向けて下落する可能性がある。

買い手が下落を防ぐには、すぐにXRP価格を下降トレンドラインの上に押し上げる必要がある。これにより弱気パターンが否定され、3.40ドルへの上昇が始まる可能性がある。

ソラナ（SOL）は水曜日に上昇トレンドラインを下回ったが、強気派は50日単純移動平均線（SMA、206ドル）で反落を食い止めようとしている。

売り手は簡単には引き下がらず、価格を50日SMA以下に押し下げようと試みるだろう。もし成功すれば、SOL/USDTペアは185ドル、さらに175ドルまで下落する可能性がある。これはソラナ価格が110ドルから260ドルの大きなレンジ内に数日間とどまることを示す。

一方で、20日EMAを上抜けて終値を付ければ、押し目買いが強いことを示す。その場合、強気派は価格を260ドルに押し上げようとし、260ドルでは弱気派が強力に抵抗するとみられる。

本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。