ビットコイン価格予測
BTCは11万5,000ドル〜12万ドルの狭いレンジ内で取引を続けている。価格が狭いレンジ内にとどまる時間が長いほど、ブレイクアウト時の動きは大きくなる傾向がある。
上向きの20日単純移動平均線(118,313ドル)と、プラス圏にある相対力指数(RSI)は、最も抵抗の少ない方向が上向きであることを示している。買い手が価格を12万ドル以上に押し上げれば、BTC/USDTペアは勢いを増し、過去最高値の12万3,218ドルを上回る水準まで急騰する可能性がある。その後、このペアは13万5,000ドルまで上昇する可能性もある。
逆に、11万5,000ドルを下回って終値をつけた場合は、弱気派が強気派を打ち負かしたことを示す。その場合、価格は11万530ドルまで下落する可能性がある。この水準は重要なサポートであり、これを下回ると10万ドルへの下落の扉が開かれることになる。
イーサ価格分析
ETHは3,745ドルのブレイクアウト水準を上回る水準を維持しようとしており、強気派がさらなる上昇を見込んで利確を急いでいないことを示している。
価格が3,745ドルのサポートから反発すれば、ETH/USDTペアは上値抵抗線である4,094ドルに達する可能性がある。売り手は4,094ドルで強い抵抗を示すと予想されるが、強気派がこれを突破すれば、ペアは4,868ドルに向けて急騰する可能性がある。
一方で、価格が反落して3,745ドルを割り込む場合は、強気派が撤退したことを示す。それにより、価格は20日SMA(3,516ドル)まで下落する可能性があり、この水準では買い手が入ると見られている。価格が20日SMAから力強く反発すれば、強気派は再び上値抵抗の突破を試みるだろう。
XRP価格予測
XRPは20日SMA(3.16ドル)付近で買い手と売り手による激しい攻防が続いている。
価格が3.05ドルのサポートを下回ると、次の下値目標は2.95ドルになりそうだ。買い手は2.95ドルの水準を強く防衛すると見られており、これを下抜けると、より深い調整が始まり、2.65ドルまでの下落につながる可能性がある。
逆に、2.95ドルからの強い反発は、下値での需要が強固であることを示唆する。上昇の過程では20日SMAがレジスタンスとして立ちはだかる可能性があるが、強気派がこれを突破すれば、XRP/USDTペアは3.33ドル、さらには3.66ドルまで上昇する可能性がある。
ソラナ価格予測
ソラナ(SOL)は20日SMA(178ドル)まで押し戻されており、この水準は強固なサポートとして機能しそうだ。
価格が20日SMAから力強く反発すれば、強気派はSOL/USDTペアを再び上値抵抗線の209ドルまで押し上げようとするだろう。209ドルを突破して終値をつければ、240ドルまでの上昇への扉が開かれることになる。途中220ドルに小さなレジスタンスがあるが、突破は可能とみられる。
逆に、20日SMAを下回って終値をつけた場合、価格は50日SMA(160ドル)まで引き下げられる可能性がある。これは、ペアが110ドル〜209ドルの広いレンジの中でしばらく推移し続けることを示唆する。
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。
bitbankで新規口座開設後、1万円の入金でもれなく現金1,000円プレゼント!【PR】