BTC 10万ドルが視野に？仮想通貨チャート分析：ビットコイン・イーサ・XRP・ソラナ

ビットコイン価格予測

ビットコイン（BTC）は火曜に急反発したものの、50日間単純移動平均線（11万4137ドル）付近で弱気派が上値を抑えた。

弱気派は10万7000ドルのサポートを割り込ませ、下落基調を強めようとしている。もしこの水準を下抜ければ、心理的節目である10万ドル割れのリスクが高まる。強気派はこの10万ドルを全力で防衛する構えだが、守り切れなければ新たな下落トレンド入りの可能性が高まる。

反対に、強気の兆候として注目されるのは11万6000ドルの明確な上抜けだ。その場合、BTC/USDTペアはしばらくの間、10万7000〜12万6199ドルのレンジで推移する可能性がある。

イーサ（ETH）は火曜、20日間指数平滑移動平均線（4062ドル）から反落し、弱気派が小幅な戻りで売りを仕掛けていることを示した。

弱気派は下降チャネルのサポートラインを下抜けようとしており、これに成功すれば売り圧力が強まり、3350ドルまで下落するリスクがある。

一方、強気派がETH価格を移動平均線以上に押し上げれば、当面チャネル内での推移が続くことになるだろう。チャネル上限を終値で上抜ければ、強気派が優位に立つ展開となる。

XRP（XRP）は2.30ドルのサポートから反発したものの、火曜には20日EMA（2.55ドル）で戻り売りに押され失速した。

弱気派はこの優位を活かし、2.19ドルのサポートを割り込ませようとしている。これが実現すれば、XRP/USDTペアは2.06ドル、さらに1.90ドルまで下落する可能性がある。

反転には迅速な対応が必要で、強気派がXRP価格を20日EMA以上に押し戻せば、50日SMA（2.79ドル）までの上昇が視野に入る。その後、下降トレンドラインを終値で上抜ければ、調整局面が終了し、最終的に3.38ドルを目指す上昇が始まる可能性がある。

ソラナ（SOL）は火曜、20日EMA（198ドル）から反落し、弱気派が依然として市場を支配していることを示した。

SOL/USDTペアは下降チャネルのサポートラインまで下落する可能性があり、ここで買いが入るとみられる。強気派が価格を20日EMA以上に押し上げれば、当面チャネル内での保ち合いが続く展開となる。また、終値でレジスタンスラインを上抜ければ、新たな上昇トレンド入りの可能性が出てくる。

一方で、弱気派はサポートラインを下抜けようと狙っており、これが実現すれば155ドル、さらに145ドルまでの急落が予想される。

本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。