ここに述べられている見解や意見は、あくまで筆者/寄稿者のものであり、必ずしもコインテレグラフおよびコインテレグラフジャパンの見解を反映するものではありません。あらゆる投資や売買の動きはリスクを伴います。意志決定の際には、ご自身でリサーチをお願いいたします。ビットコイン/ドル、イーサリアム/ドル、及びライトコイン/ドルの市場データはHitBTC取引所が提供するものです。
仮想通貨取引所大手Bitfinexをめぐる疑惑やTetherハッキング事件などの弱気材料をものともせず、ビットコインは続伸。背景には機関投資家による参入期待がある。ここ数日だけでコインテレグラフでも数多くの関連報道を行ってきた。
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ではチャートをみてみよう。
BTC/USD
昨日は上昇チャネルの上限で上値を押し付けられたが、下がると強い買い注文が入ってくる状態だ。
ここ2日間は8000ドル以上で終値をつけており、勢いに衰えはみられない。小さな反落にも買いが入る状態だ。しかし7700ドルまで下落するようなことがあれば、この勢いは止まったことになる。
一方で、上昇チャンネルの上限を突破すれば、強気材料となる。8500ドル以上で推移すれば、9969ドルまでいくとみる。一直線に伸びていくというよりも、9000ドル地点でいったん売り注文があるだろう。
現状での新規トレードはおすすめしない。
ETH/USD
この3日間、イーサは三角保ち合いから上放れできずにいる。
ここを上放れして抵抗線より上で推移すれば強気となる。
直近の目標値は395ドルと421ドルだ。おそらくこれを超えて伸びることが予想されるため、315ドル付近で買った人は半分利確後、持ち続けるとよいだろう。
現在のストップロス注文は315ドルにおいているが、利益確保のためにこれを20日間指数平滑移動平均線の下にあwる330ドルまで上げてもよいだろう。
BCH/USD
ビットコインキャッシュは3日間レンジで推移した後、再び上昇トレンドに乗ろうとしている。小さな下方トレンドラインを突破したのが強気サインとなっている。トレーダーは1360ドル付近で買い、1100ドルにストップロス注文を置こう。
上昇トレンドが再開すれば、前回の暴騰劇を見逃したトレーダーが買い始めるはずだ。1400ドルと1549ドル地点に小さな抵抗線があるが、2799ドルから851ドルへの下落における50%、61.%のフィボナッチ・リトレースメント地点がある1825ドル、2054.9ドルをめがけて上昇していくだろう。
しかし1360ドルより低いレベルでロングすることは避けたほうが良い。下方トレンドライン上で推移できなければ、高値では売り注文がでやすいことを意味するからだ。
だから条件が揃ってから買いをいれよう。ただしリスクが高いトレードとなるので、普段の50%のポジションサイズにすることを勧める。
XRP/USD
リップルのトレードは11月16日に0.22713ドルで買い発動した。
ところが0.245ドル以上で推移できておらず、強いサポート線のある0.22ドルまで調整する可能性がある。
一方で、ここ数日で0.245ドルを超えていけば、半分利確すべきポイントである0.30ドルまでの上昇が見込める。
これまで0.3ドルを試した際、毎回大量の売り注文が入っている。一般的にいって、3回目でブレークアウトが起きる場合が多い。だから0.3ドルで半分利確したあとはストップロス注文をつけて持っていよう。
0.3ドルを突破できれば、リップルは史上最高値を更新する可能性がある。
LTC/USD
60.4ドルでロングし、71ドルで半分利確することをすすめてきた。そして今ライトコインは72ドルを突破できずにいる。
レンジ上限で大きな売り圧力に面している。そろそろこの抵抗ラインを突破できないと、調整がはじまるだろう。よって現存ポジションについてはストップロス注文を64ドルにあげよう。
もし72ドル以上で推移すれば、次は82ドル、さらには最高値を更新する可能性がある。