BTC/USD

ビットコイン(BTC)はマイナーレジスタンスである9,600ドルから反落した。ただし、20日間移動平均線(EMA)は上向きであり、相対力指数(RSI)はポジティブな領域にあるため、有利なのは強気派だ。20日間EMAがある8,736ドルを強気派が死守すると予想している。ここは200日間SMAが位置する8,881ドルをわずかに下回っているポイントだ。

(出典: Tradingview BTC USDデイリーチャート)

ビットコイン価格が20日間EMAから反発すれば、強気派は再び直上のレジスタンスである9,600ドルを突破しようと試みるだろう。これに成功した場合、BTCは10,360.89ドルまで上昇する可能性が出てくる。

逆に、弱気派が20日間EMAを下抜けさせれば、BTCは弱気となり、8,240.67ドルまで急落してしまうだろう。BTCが重要なサポートである7,856.76ドルを下抜けた場合、BTC相場はネガティブに転じてしまう。トレーダーはロングポジションのストップロスを8,200ドルに引き上げることもできる。

ETH/USD

イーサ(ETH)は1月30日に173.841~180ドルのレジスタンスゾーンを超えて急上昇したが、強気派は上昇の動きを維持することができなかった。ETHは186.969ドルから下落に転じてしまった。

出典: Tradingview ETH USDデイリーチャート)

173.841が強力なサポートとなる。ここは200日間SMAがある175ドルをわずかに下回ったポイントにある。このサポートが破られれば、強気派は20日間EMAがある166ドルを死守しようとするだろう。ETHがこれらのサポートレベルから反発した場合、強気派は197.75ドルまでETHを引き上げようと試みるだろう。

逆に、弱気派が20日間EMAを下抜けさせてしまえば、次に注意すべきサポートは157.50~150ドルのゾーンだ。このゾーンも下抜けてしまえば、非常にネガティブだ。トレーダーはロングポジションのストップロスを160ドルに引き上げることができる。

XRP/USD

強気派はXRPを0.2326ドル以上に維持することに苦戦している。これはより高いレベルでは買い手が不足していることを示唆し、ネガティブなサインだ。0.2326ドルから、ヘッド&ショルダーのネックラインまでの間にいくつかのサポートがある。強気派はこのサポートゾーンを積極的に守ろうとするだろう。

(出典: Tradingview XRP USDデイリーチャート)

価格がサポートゾーンから反発した場合、強気派は0.25401ドルを超えて上昇させようとするだろう。これに成功した場合、0.31503ドルまで上昇する可能性が出てくる。

逆に、XRPがネックラインを下抜けてしまった場合、0.20041ドルまで下落する可能性が出てくる。XRPが上昇するのに苦戦しているため、トレーダーはロングポジションのストップロスを0.21ドルに引き上げ、リスクを減らすこともできる。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン

 

ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。
 

 

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