BTC/USD
ビットコイン(BTC)は過去数日間、7,856.76ドル以上の価格で保ち合い相場となっている。これは、強気派が急いでポジションを閉じていることを示唆している。20日間EMAは上方向に傾斜しており、相対力指数(RSI)はポジティブの領域になる。これは上昇する可能性が高いことを示唆している。
(出典: Tradingview BTC/USDデイリーチャート)
ビットコインは、8,452.84ドルを上抜ければ、勢いを取り戻す可能性がある。8,452.84ドルを越えれば、9500ドルへの上昇、さらに10,360.89ドルへの上昇も視野に入ってくる。トレーダーはロングポジションのストップロスを6,800ドルに維持できる。価格が8,452.84ドルを越えた後、ストップロスをより高く設定することを勧めたい。
逆に、ビットコインの価格が7,856.76ドルと20日間EMAを下回った場合、より高い価格レベルでは需要が不足していることを示すものだ。書かうがレンジに再び入れば、7,000ドルまで下落する可能性が出てくる。今週中には何かしらの急激な値動きが見られると予想している。
ETH/USD
イーサ(ETH)は上昇チャネルの中で上昇しているが、148ドル近辺でレジスタンスに直面している。弱気派は移動平均線以下に価格を押し下げようとしている。これに成功すれば、チャネルのサポートラインまで価格が下落してしまうだろう。
(出典: Tradingview ETH/USDデイリーチャート)
チャネルと131.484ドルを下抜けてしまえば、さらに売りを呼び込む可能性がある。その場合、次のサポートは125ドルだ。
しかし、ETHが移動平均線から反発した場合、強気派は直上のレジスタンスゾーンである151.829ドル~157.50ドルを越えて上昇しようとするだろう。より高いレベルで価格が推移しているので、ロングポジションのストップロスを128ドルに変更することを勧めたい。
XRP/USD
XRPは1月10日に20日間EMAから反発した。しかし、強気派は0.2326ドルで直上のレジスタンから価格を押し上げることができなかった。これは、より高いレベルでは需要がないことを示すものだ。
(出典: Tradingview XRP/USDデイリーチャート)
弱気派は、価格を移動平均線と重要なサポートの0.20041ドル以下に引き下げようとしている。これに成功した場合、0.18339ドルまで下落する可能性が出てくる。
一方、強気派が0.20041ドルのサポートを守ることができた場合、XRPはさらに数日間、レンジ内での値動きとなる可能性がある。XRPは0.23260ドルを上抜ければ勢いを取り戻す。それまではXRPは中立だ。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。
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