BTC / USDT
弱気派は9月2日に50,500ドルのレジスタンスを上昇の動きを挫いたが、ビットコイン価格を下降トレンドライン以下に引き下げることはできなかった。これは、今日ビットコインを50,500ドル以上に押し上げた強気派からの買いを引き付けた可能性がある。

強気派が50,500ドル以上の価格を維持できた場合、BTCは60,000ドルにまで上昇する可能性がある。このレベルは強固なレジスタンスとして機能するかもしれないが、強気派が60,000ドル以上に押し上げることができれば、BTCは64,854ドルの史上最高値に挑戦することになるだろう。
強気派が下降トレンドライン以上に相対力指数(RSI)を押し上げれば、ネガティブ・ダイバージェンスが無効になる。そうなれば、20日間指数移動平均線(47,584ドル)の上昇とともに、ポジティブなサインとなるだろう。
この強気な見方は、BTC価格が現在のレベルから下落し、200日間単純移動平均線(46,083ドル)を下回った場合に無効になる。そうなれば、BTC価格を42,451.67ドルにまで引き下げてしまう恐れがある。
ETH / USDT
イーサリアム(ETH)は、3,377.89ドルを超えた後に勢いを増し、今日は4,000ドルを記録した。強気派がこの心理的レベルを維持できた場合、イーサリアムは史上最高値である4,372.72ドルに挑戦するだろう。

上昇傾向にある20日間EMA(3,344ドル)と買われ過ぎの領域にあるRSIは、強気派が主導権を握っていることを示している。買い手がETH価格を4,372.72ドル以上に押し上げた場合、ETHは5,000ドルに挑むことになるだろう。
弱気派はこれを静観することはなく、強気派のシナリオは簡単にはいかないだろう。弱気派は4,000ドルから4,372.72ドルのゾーンで激しく抵抗するだろう。ETH価格がこのゾーンから反落し、3,700ドルを下回った場合、ETHは20日間EMAにまで下落する恐れがある。
このサポートからの強い反発は、センチメントが強気のままであることを示唆するものになる。その後、強気派は上昇を再開させようとするだろう。逆に、20日間EMAを下回ってしまえば、強気派が主導権を失ってしまう最初の兆候になる。
XRP / USDT
強気派は9月2日にXRPを下降トレンドラインより上に押し上げ、弱気な下降トライアングルのパターンを無効にした。弱気派は今日、価格を下降トレンドライン以下に引き下げようとしたが、失敗した。

強気派が下降トレンドライン以上の価格を維持できた場合、XRPは1.35ドルにまで上昇する可能性がある。このレベルはレジスタンスとして機能する恐れがあり、価格がそこから下落した場合、XRPは数日間1.05ドルから1.35ドルの間で取引される可能性がある。
20日間EMA(1.15ドル)が上昇し、RSIが64を上回った。これは、強気派が優勢であることを示している。1.35ドルを超えることができれば、1.66ドルに向けた上昇の道を切り開くことになるだろう。価格が1.05ドル以下となれば、弱気派がカムバックする合図となるだろう。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。