ビットコイン価格分析
強気派は8月1日に50日間単純移動平均線（SMA、63,130ドル）を守ったが、20日間指数平滑移動平均線（EMA、65,046ドル）以上を維持することはできなかった。
8月2日には売り圧力が増し、弱気派は価格を50日間SMA以下に沈めようとしている。これが成功すれば、価格は心理的サポートである60,000ドル、そして55,724ドルへの下落が始まることになる。
強気派は55,724ドルのレベルを強力に防衛しようとするだろう。BTC価格がこのレベルから鋭く反発する場合、BTC/USDTペアはしばらくの間、横ばいの価格動向を続ける可能性がある。次のトレンドの動きは、73,777ドルを上回るか、55,724ドルを下回るときに始まる可能性が高い。
イーサ価格分析
強気派は8月1日にイーサ（ETH）の下落を3,080ドルで食い止めようとしたが、弱気派は売り圧力を緩めることなく続けている。
8月2日には弱気派が価格を3,080ドル以下に引き下げ、重要なサポートである2,850ドルまで引き下げようとしている。強気派は過去数か月間このサポートの防衛に成功しているが、再びこの重要サポートを守ろうとするだろう。
価格が2,850ドルから反発しても、移動平均線から下落してしまう場合は、弱気派が主導権を握っていることを示す。それは2,850ドル以下への下落の可能性を高める。
このネガティブな見方は、ETH/USDTペアが上昇し、移動平均線を上回った場合には無効となる。その場合、ETHは下降トレンドラインへの上昇を試みるだろう。
ソラナ価格分析
ソラナ（SOL）は8月1日に20日間EMA（168ドル）以下に急落した。これは、SOL価格が116ドルから210ドルのレンジ内にとどまっていることを示している。
SOL価格は50日間SMA（152ドル）に達しているが、ここは重要なサポートとして注視すべきである。価格が50日間SMAから上昇する場合、強気派は再びSOL/USDTペアを20日間EMA以上に押し上げようとするだろう。
逆に、価格がさらに下落して50日間SMAを下回る場合、弱気派が優位に立っていることを示す。それにより、SOLは強固なサポートである116ドルにまで急落する可能性がある。
XRP価格分析
XRP（XRP）は7月31日に0.64ドルの抵抗を上回ったが、ローソク足の長い上ヒゲは高値での売りが活発であることを示している。
8月1日に価格は20日間EMA（0.58ドル）以下に滑り落ち、強気派が売り急いでいることを示唆している。8月2日にも売りが続き、弱気派は価格を0.57ドルのサポート以下に引き下げた。これは、XRP/USDTペアがしばらくの間、0.41ドルと0.64ドルの広いレンジ内で動く可能性が高いことを示している。
逆にXRP価格が0.54ドルから上昇する場合、強気派はXRPを20日間EMA以上に押し上げようと試みるだろう。それが成功すれば、XRPは0.64ドルに向けた動きを始めるだろう。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。