BTC / USDT

弱気派は8月12日にビットコイン(BTC)を200日間単純移動平均線(45,218ドル)以下に下落させたが、安値に抑えることができなかった。強気筋は今日の200日SMA以上に価格を押し戻している。

BTC / USDT日足チャート。出典:TradingView

強気派がレジスタンスラインを超えて価格を押し上げた場合、BTCは51,500ドルにまで上昇する可能性がある。このレベルはレジスタンスとして機能するかもしれないが、強気派がここを突破させた場合、上昇トレンドは60,000ドルにまで達する可能性が出てくる。

上昇する20日間指数移動平均線(41,743ドル)と買われすぎの領域近くにある相対力指数(RSI)は、強気派が主導権を握っていることを示唆している。

レジスタンスラインから価格が下落すれば、弱気派が勢いづく恐れがある。弱気の最初の兆候は20日間EMAを下回ることだ。そうなれば、36,670ドルの重要なサポートまでさらに下落する可能性が出てくる。

ETH / USDT

イーサリアム(ETH)は8月12日に3,000ドルから下落したが、弱気派はこの機会を利用できなかった。強気派は押し目買いをし、今日は上昇を再開しようとしている。

ETH / USDT日足チャート。出典:TradingView

上昇傾向にある20日間EMA(2,784ドル)と買われ過ぎの領域でのRSIは、強気派が優勢であることを示唆している。強気派が3,274ドル以上に価格を押し上げた場合、ETHは3,587.06ドルに上昇し、次に4,000ドルにまで上昇する可能性がある。

逆に、価格が3,274ドルから下落した場合、ETHは再び3,000ドルまで下落し、さらに数日間保ち合いの展開となるだろう。20日間EMAを下回れば、強気の勢いが弱まっていることが明確になるだろう。その後、ETHは2,450ドルまで下落する恐れがある。

XRP / USDT

XRPは下降チャネルの下降トレンドラインを超え、8月11日に直上のレジスタンスである1.07ドルまで急上昇したが、強気筋は高値を維持できなかった。弱気派は8月12日にチャネル内に価格を引き戻しましたが、調整は短命だった。

XRP / USDT日足チャート。出典:TradingView

強気筋は今日も価格をチャネルより上に押し上げ、1.07ドルのレジスタンスを突破しようとしている。1.07ドルを突破でき、それを維持できた場合、XRPは1.26ドル、次に1.70ドルまでの上昇を開始するだろう。

逆に、価格が1.07ドルから下落すれば、弱気派は再びXRPをチャネル内に引き戻そうとするだろう。そうなれば、次は20日間EMA(0.80ドル)まで下落するだろう。

価格が20日間EMAから反発した場合、強気派はXRPを1.07ドル以上に引き上げようともう一度試みるだろう。もしくは、0.75ドルを下回ってしまえば、弱気派が優勢であることになる。

LTC / USDT

強気筋は、過去2日間、ライトコイン(LTC)を直上のレジスタンスである180ドル以上に押し上げるのに苦戦しているこれは、弱気派が180ドルから200日間SMA(191ドル)の間のゾーンで抵抗していることを示唆している。

LTC / USDT日足チャート。出典:TradingView

価格がこのゾーンから下落した場合、弱気派はLTCを20日間EMA(151ドル)まで引き下げようとするだろう。このサポートからの反発すれば、センチメントがポジティブなままであることになる。200日SMAを超えて、それを維持できれば、下降トレンドが終了したことになるだろう。

その後、LTCは225ドルまで上昇する可能性があり、そこで弱気派は再び激しく抵抗することになるだろう。その後、強気派が200日SMAをサポートにすることができれば、それは新しい上昇トレンドの開始につながるだろう。価格が下落し、150ドルを下回った場合、このポジティブな見方は無効になる。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン

 

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