ビットコイン価格分析

ビットコインは、56,552ドルから73,777ドルの大きなレンジを7月5日に下落方向でブレイクした。だが売り手が安値の価格帯を維持するのに苦戦しているのはプラス要素ではある。

BTC/USDT daily chart. Source: TradingView

強気派は56,552ドルの水準を取り戻そうとしている。相対力指数(RSI)は売られ過ぎのレベルとなっており、近い将来に反発する可能性を示している。反発した場合には20日間指数平滑移動平均線(EMA、62,055ドル)で売り圧力に直面する可能性が高い。

BTC価格が20日間EMAから反落した場合、弱気派は56,552ドルから53,485ドルのサポートゾーンを再び試そうとするだろう。このゾーンが崩れると、BTC/USDTペアは50,000ドルまで下落する可能性がある。このネガティブな見方は、強気派が価格を20日間EMA以上に押し上げて維持すれば無効となる。

イーサ価格分析

イーサ(ETH)は、2,850ドルから4,094ドルの大きなレンジ内で数日間取引されている。

ETH/USDT daily chart. Source: TradingView

弱気派の積極的な売りにより、7月5日に価格は2,850ドルのレンジサポートまでげらくした。RSIは売られ過ぎの領域に入っており、近い将来に反発の可能性を示している。

ETH価格が現在のレベルから上昇すると、ETH/USDTペアは20日間EMA(3,373ドル)で売り圧力に直面する可能性が高い。価格が20日間EMAから反落すると、2,850ドルを下回るリスクが高まる。この次のサポートは2,200ドルだ。強気派は価格を20日間EMA以上に押し上げることで、レンジ内の動きが続いていることを示す必要がある。

ソラナ価格分析

ソラナ(SOL)を50日間単純移動平均線(SMA、154ドル)以上に押し上げることに失敗したため、7月3日に売り圧力がかかった。

SOL/USDT daily chart. Source: TradingView

価格は7月5日に強力なサポートである116ドルに近づいた。このレベルは過去3回サポートとして維持されているため、強気派は再びこのサポートを防衛しようとするだろう。反発の動きは20日間EMA(141ドル)で売り圧力に直面する可能性が高い。

SOL価格が20日間EMAから反落した場合、下落リスクが高まる。そうなれば、SOL/USDTペアは100ドルまで下落する可能性がある。強気派が有利となるには、50日間SMAを上回ることが必要となる。

XRP価格分析

XRP(XRP)は7月4日に0.46ドルのサポートを下回り、7月5日にもさらに下落し、0.41ドルを下回った。

XRP/USDT daily chart. Source: TradingView

ローソク足の長い下ヒゲは、強気派が押し目買いをし、価格を0.41ドル以上に維持しようとしていることを示している。RSIは売られ過ぎのレベルにあり、XRP/USDTペアが移動平均線まで反発する可能性があることを示唆している。

XRP価格が移動平均線から反落した場合、弱気派が高値で依然として活発であることを示唆する。そうなれば、0.41ドルから0.38ドルのゾーンが崩れるリスクを高める。このゾーンが崩れれば、0.30ドルまで下落する恐れがある。

逆に、移動平均線を上回る上昇は、0.41ドルへの下落がベアトラップであった可能性を示唆する。 

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン

本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。

PR記事「仮想通貨取引所ビットゲット(Bitget) 口座開設キャンペーン! 抽選で10名様にビットコイン1万円贈呈&先着200名に3000円相当ボーナス【7月最新】」