ビットコイン価格分析
ビットコイン(BTC)は7月15日に50日間単純移動平均線(SMA、63,926ドル)を上回り、強気派が復活していることを示した。

弱気派は7月16日にBTC価格を50日間SMA以下に引き戻したが、ローソク足の長い下ヒゲは安値での強力な買いがあることを示している。価格が50日間SMA以上を維持できれば、70,000ドルへの上昇も可能だろう。
逆に、BTC価格が下がり50日間SMAを下回ると、高値での需要が枯渇していることになる。弱気派はBTC/USDTペアを20日間SMA(59,952ドル)まで下げようとするだろう。
イーサ価格分析
イーサ(ETH)は7月15日に50日間SMA(3,454ドル)まで上昇し、2,850ドルから4,094ドルの間の横ばいの動きが続いていることを示している。

強気派はさらにETH価格を3,730ドルまで押し上げ、その後4,094ドルの抵抗まで引き上げようとするだろう。弱気派は4,000ドルから4,094ドルのゾーンで激しく抵抗すると予想される。
このポジティブな見方は、ETH価格が現在のレベルから下がり20日間SMA(3,228ドル)を下回ると無効になる。ETH/USDTペアはその後、重要なサポートである2,850ドルを再び試す展開となるだろう。このサポートを下回ると、弱気のヘッド&ショルダーパターンが完成してしまう。
ソラナ価格分析
ソラナ(SOL)は数日間、下降トライアングルパターン内で取引されている。強気派は価格を下降トレンドラインまで押し上げており、弱気派はここで強力な抵抗を試みると予想される。

SOL価格が下降トレンドラインから急落し、20日間SMA(143ドル)から反発する場合、これは上昇での売りから押し目買いへのセンチメントの変化を示す。それは下降トレンドラインを上回る可能性を高める。そうなった場合、SOL/USDTペアは189ドル、次いで210ドルまで上昇するだろう。
逆に、価格が下がり20日間SMAを下回った場合、SOLはしばらくトライアングルの中に留まる可能性がある。116ドルを下回ると、弱気パターンが完成し、100ドルまでの下落が始まる恐れがある。
XRP価格分析
XRP(XRP)は過去数日間で強力な復活を遂げ、強気派が主導権を握っている。

弱気派は0.57ドルで上昇を止めようとしたが、強気派は7月16日に抵抗を突破した。移動平均線は強気のクロスオーバー寸前であり、相対力指数(RSI)は買われ過ぎのゾーンにあることから、強気派が主導権を握っていることを示している。
しかし、短期的な調整は排除できない。下落時の最初のサポートは0.57ドルにある。強気派がこのレベルをサポートに転換すると、XRP/USDTペアは0.67ドル、その後0.74ドルまで急騰する可能性がある。価格が0.57ドルを下回ってしまえば、強気の勢いは弱まるだろう。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。