BTC/USD
ビットコインは過去2日間、38,000ドルのレベルで抵抗に直面しているが、2月4日の調整でもトレーダーはポジションを閉じておらず、押し目買いをしていることを示唆している。これにより、38,000ドルを超えるブレイクアウトの可能性が高まっている。
40,000ドルがレジスタンスとなるが、強気派がそれ以上に上昇させれば、BTCは41,959.63ドルの史上最高値を再びテストすることになる。
弱気派はこの水準で積極的に抵抗する可能性があるが、強気派がギブアップしなければ、上昇トレンド再開の可能性を高めるだろう。
上昇時の次の抵抗は50,000ドルや60,000ドルだ。20日間指数平滑移動平均線（34,625ドル）が上昇し、相対力指数（RSI）は61を超えて上昇しており、強気派が再び主導権を握っていることを示唆している。
しかし、BTC価格が現在の水準から下落した場合、BTCは20日間EMAまで下落する恐れがある。BTCがこのレベルから強力に反発した場合、強気派は再び上昇トレンドを再開しようとするだろう。
一方、弱気派が移動平均線以下にBTC価格を下落させた場合、BTCはさらに数日間は28,850～38,000ドルの間で保ち合いとなるだろう。
ETH/USD
イーサリアム（ETH）は2月2日に史上最高値を更新した後、勢いを増した。1,675ドル付近で若干の抵抗があったが、弱気派はETHを1,473.096ドルまで下落させることができなかった。
2月4日の調整はあったが、トレーダーは上昇トレンドをさらに拡大すると予想しており、利益を確定させる気がなかった。2つの移動平均線は上昇しており、RSIは買われ過ぎのゾーンに近く、強気派が主導権を握っていることを示唆している。上昇の次の目標は2,000ドルだ。
ETHが下落し、20日間EMA（1,385ドル）を下回った場合、このポジティブな見方は無効となる。そうなった場合、より高値での利益確定を意味し、50日間単純移動平均線（1,087ドル）までより深い調整となる恐れがある。
XRP/USD
XRPは2月2日に移動平均線から反発した。これは売り圧力が低下し、強気派がより安値で蓄積していることを示唆している。ただし、弱気派は現在の上昇を0.50ドルで失速させようとしているため、強気派は簡単に上昇させれない可能性がある。
XRP価格が0.50ドルから下落した場合、XRPは再び0.3855ドルまで下落し、この2つの価格の間で数日間は保ち合いとなる可能性がある。
しかし、20日間EMA（0.35ドル）が上昇し始めており、RSIはポジティブな領域にあり、強気派が優位であることを示唆している。強気派が0.50ドルを超えて価格を押し上げた場合、XRPが0.60ドルまで上昇し、次に0.75ドルまで上昇する可能性がある。
LTC/USD
2月4日のわずかな調整は、弱気派がライトコイン（LTC）を移動平均線以下に沈めようとしたが、それが失敗したことを示唆しており、強気派は20日間EMA（140ドル）への押し目買いを購入したようだ。これはポジティブなセンチメントを示唆している。
強気派が159ドルから166ドルの抵抗ゾーンを超えることができれば、LTCは185.5821ドルを再び試すだろう。弱気派がこの水準で抵抗しようとするかもしれないが、強気派がLTC価格を166ドルを守ることができた場合、200ドルまで上昇させようとするだろう。
このような強気の見方は、LTCが直上の抵抗から下落し、移動平均線を下回った場合に無効となる。そうなれば、LTC価格は120ドルまで下げる可能性がある。
BCH/USD
ビットコインキャッシュ（BCH）は450ドルを超えて、465.02ドルの抵抗を超えるのに苦労している。これは、弱気派がこのエリアを積極的に防衛していることを示している。しかし、弱気派が50日間SMA（414ドル）のサポート以下に価格を沈めることができなかったため、より安値では売りが枯渇しているようだ。
価格が現在のレベルから上昇した場合、強気派はBCHを465.02ドル以上に押し上げようとするだろう。それが成功した場合、515.35～515.35ドルへの上昇が可能となるだろう。
逆に弱気派が50日間SMA以下に価格を下落させた場合、次のサポートである370ドル、353ドルまで下落する恐れがある。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
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