BTC/USDT
ビットコインの回復の試みは2月12日の22,090ドルで失敗している。弱気派が小幅な上昇ごとに売りを行っており、価格が20日EMA（22,241ドル）に達するのを待たずに売られているようだ
このため、21,480ドルを割り込む可能性が高まっている。下降する20日EMAとマイナスゾーンのRSIは、弱気派が有利であることを示している。次のサポートは50日単純移動平均線(20,439ドル)だ。
このサポートから反発した場合、強気派はBTC/USDTペアを21,480ドル以上に押し上げ、20日EMAを突破しようとする。買い手が主導権を握り、23,500ドルへ上昇するには、このハードルをクリアする必要がある。
ETH/USDT
イーサは、1,500ドルのサポートで足元を固めるのに苦労している。20日EMA（1567ドル）は下降に転じ、RSIはマイナス圏にあるため、弱気派が優勢であることを示している。
50日SMA（1483ドル）が下落を止められない場合、売りが加速し、ETH/USDTペアは1352ドルの強固なサポートまで下落する可能性がある。このレベルでは、強気派による積極的な買いが入る可能性がある。価格がここから反発した場合、価格はしばらく1,352ドルと1,680ドルの間で揺れ動くだろう。
もう一つの可能性は、価格が50日SMAから上昇に転じ、20日EMAを上抜けすることだ。この場合、価格は1,680ドルまで上昇する可能性があり、強気派にとって乗り越えるべき重要なレベルであることに変わりはない。
XRP/USDT
強気派は50日SMA（0.38ドル）を守ることができず、下値での需要不足を示した。XRPの次のサポートは0.36ドルだ。
20日EMA（0.39ドル）は下降に転じ、RSIはマイナス領域に落ち込んでいることは、弱気派が優位であることを示している。
0.36ドルから反発しても、弱気派は20日EMAまでの上昇で売ろうとするだろう。このレベルから下降に転じた場合、0.36ドルを割り込む可能性が高まる。その場合、XRP/USDTペアは0.33ドルまで急落する可能性がある。
あるいは、価格が上昇に転じ、20日EMAを上回った場合、0.36ドルと0.43ドルの間で推移するだろう。