ビットコイン価格分析

ビットコイン(BTC)は、強い上昇トレンドを継続している。40,000ドルのレジスタンスを突破し、強気派が主導権を握っていることを示した。

BTC/USDT daily chart. Source: TradingView

過去数日の急騰により、RSIは買われすぎゾーンに突入した。これは、小規模な修正または調整の可能性があることを示唆している。トレンドが強い場合、RSIは買われすぎ領域に長期間留まる傾向がある。上値目標は48,000ドルで、その間には大きなレジスタンスレベルがない。

上昇するたびに、弱気派が反発を止めるのが難しくなってきている。売り手が巻き返しを図るには、現在のレベルで上昇を止め、BTC/USDTペアを20日EMA(37,926ドル)以下に引きずり下ろす必要がある。これは、より深い修正の始まりを示す可能性がある。

イーサ価格分析

イーサ(ETH)は上昇を続け、2,200ドルのレジスタンスを突破した。このレジスタンスを超えて価格がクローズすれば、上昇三角形パターンが完成する。

ETH/USDT daily chart. Source: TradingView

上昇傾向の20日EMA(2,063ドル)とRSIが買われすぎゾーン付近にあることは、強気派がコントロールしていることを示唆している。三角保合からのブレイクアウトのパターン目標は3,400ドルだ。ただし、弱気派は簡単には諦めず、2,500ドルと3,000ドルで上昇を抑えようとするだろう。

弱気の最初の兆候は、2,200ドルのブレイクアウトレベルを下回ってクローズすることだ。これは、ブレイクアウトが偽の動きでしかなかったことを示唆する。弱気派は、ETH/USDTペアを20日EMA以下に引きずり下ろすことで、さらに立場を強めるだろう。

XRP価格分析

XRPは12月2日に20日EMA(0.62ドル)を上回ったが、強気派はこれを築き上げるに至らなかった。これは、高値での需要不足を示唆している。

XRP/USDT daily chart. Source: TradingView

XRP/USDTペアは、12月4日に大きなはらみ足パターンを形成した。これは、強気派と弱気派の激しい争いを意味している。20日EMA(0.62ドル)はフラット化し、RSIは中央付近にあり、需給のバランスを示唆している。このことから、ペアはしばらくの間、0.67ドルと0.56ドルの間で推移する可能性がある。

買い手が0.67ドルを上回ることができれば、ペアは0.74ドルまで上昇する可能性がある。一方、価格が0.56ドルを下回れば、ペアは0.46ドルまで下落する可能性がある。