さらに上昇するか 仮想通貨チャート分析：ビットコイン・イーサ・XRP（リップル）・ソラナ

さらに上昇するか　仮想通貨チャート分析：ビットコイン・イーサ・XRP（リップル）・ソラナ

ビットコイン価格分析

ビットコインは11月6日に新たな史上最高値75,407ドルに急騰し、強気派が優位性を主張しようとしている。

移動平均線が上昇し、相対力指数（RSI）がプラス圏にあることから、強気派に有利であることが示されている。価格が73,777ドルを上回って維持されれば、次の上昇の始まりを示すことになる。レンジからのブレイクアウトのパターン目標は93,554ドルだ。

弱気派が復帰したい場合、BTC/USDTペアを20日指数移動平均線（68,808ドル）以下に迅速に引き戻す必要がある。それができれば、ブレイクアウトが強気派の罠であったことを示唆するだろう。

イーサ（ETH）は11月4日にシンメトリカル・トライアングルパターンのサポートラインを下回ってクローズしたが、弱気派は低値を維持できなかった。

11月6日に強気派が価格を三角保合内に押し戻した。ETH/USDTペアはレジスタンスラインまで上昇し、その後2,850ドルまで上昇する可能性があり、そこで弱気派が積極的に売りに出ると予想される。

買い手がこの障害を乗り越えれば、ペアはダウントレンドラインまで上昇するかもしれない。逆に、価格がレジスタンスラインから下がれば、ペアが三角形内に留まる可能性があることを示す。弱気派が価格を2,300ドル以下に引き下げることができれば、トレンドは弱気派に有利になるだろう。

ソラナ（SOL）は11月4日に50日単純移動平均線（156ドル）から急上昇し、20日EMA（166ドル）を上回った。

11月6日に183ドルのレジスタンスを上回り、強気派による積極的な買いが示されている。189ドルに小さなレジスタンスがあるが、これを超える可能性が高い。ペアは210ドルの強固な上部レジスタンスを再テストするかもしれない。

価格が210ドルから急激に下がり、189ドルを下回ると、ペアが大きなレンジ内に留まる可能性があることを示唆する。逆に、210ドルを上回れば、260ドルまでの上昇の扉が開かれる可能性がある。

弱気派は、XRPを0.50ドルのサポート以下に維持することができなかったため、回復が始まり、価格は20日EMA（0.52ドル）を上回った。

弱気派は50日SMA（0.54ドル）で上昇を止めようとするだろうが、買い手が突破すれば、XRP/USDTペアは0.64ドルまで上昇する可能性がある。売り手は0.64ドルで強固な防御を構築すると予想される。

これに反して、価格が50日SMAから急激に下がれば、弱気派が高値で活動していることを示す。ペアが0.50ドルのサポートを下回れば、売りが加速する可能性がある。