ビットコイン価格分析
11月1日にビットコインは35,280ドル以上に急上昇し、11月2日にこの上昇を継続しようとしたが、弱気派の抵抗に直面した。弱気派は上昇を35,985ドルで抑え、価格を35,000ドル以下に抑え込んでいる。

弱気派によって価格が抑え込まれれば、BTC/USDTペアは33,390ドルまで反落するかもしれない。これは強気派にとって守るべき重要なレベルだ。なぜなら33,390ドルを割れると、BTCは20日間指数平滑移動平均線(32,611ドル)まで下落する恐れがあるからだ。
一般的に上昇トレンドでは、強気派は20日間EMAを強固に守ろうとする。このレベルが保持されると、トレンドが引き続きポジティブであることを示唆するだろう。その後、強気派はBTC価格を40,000ドルまで押し上げようと試みるだろう。
20日間EMAを割り込み、終値を付ければ、強気派が優位を失い始めている最初の兆候となる。その後、BTCは31,000ドルまで落ち込む可能性がある。
イーサ価格分析
強気派は11月2日、イーサ(ETH)を直上のレジスタンスレベルである1,865ドル以上に押し上げた。だが、弱気派はETH価格を引き戻し、高値では強い売りがあることを示した。

弱気派は価格を1,746ドルの強力なサポートまで引き下げようとするだろう。ここは注目するべき重要なレベルだ。なぜならこのレベルを割り込めば、弱気派が再び主導権を握っていることを示すからだ。
一方、強気派は押し目買いを進め、再び1,865ドルのハードルを突破しようと試みるだろう。これに成功すれば、ETH/USDTペアは心理的に重要な2,000ドルのレベルへの上昇を開始するかもしれない。
XRP価格分析
XRPは0.61ドル付近で抵抗に遭遇しているが、強気派が弱気派に負けていないというポジティブな兆候がある。

強気派は価格を0.67ドルのレジスタンスレベルまで押し上げようとするだろう。このレベルは強気派にとっては再び強い抵抗に直面する場所かもしれないが、もしここを突破することができれば、次の上昇は0.75ドルへ、その後0.85ドルへと拡大する可能性がある。上昇する20日間EMA(0.56ドル)と買われ過ぎ状態の相対力指数(RSI)は、強気派が優位にあることを示している。
弱気派が主導権を奪い返すには、XRP価格を0.56ドル以下に引き戻さなければならない。その後、XRP/USDTペアは50日間SMA(0.52ドル)まで下落するかもしれない。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自分でリサーチを行って決定してください。