ビットコイン価格分析

ビットコインは23日に31,000ドルの強固なレジスタンスを突破し、32,400ドルまで急騰した。これによって上昇トレンドの再開が示唆された。

BTC/USDT daily chart. Source: TradingView

過去数日の急騰により、相対力指数(RSI)は「買われすぎ」の領域に深く入っている。新たな強気相場の初期段階では、RSIが買われすぎ領域に長く留まる傾向がある。

下値では、32,400ドル、続いて31,000ドルが重要なサポートとなる。強気派はこのゾーンを力強く守るだろう。このサポートゾーンから価格が上昇した場合、買い手はBTC/USDTペアを40,000ドルまで押し上げようとする。

逆に、31,000ドルを下回ると、最近のブレイクアウトが「強気派の罠」だった可能性があることを示唆する。

イーサ価格分析

イーサリアム(ETH)は23日、1,746ドルを突破し、上昇トレンドへの転換の可能性を示唆した。

ETH/USDT daily chart. Source: TradingView

24日には強気派が上昇を伸ばそうとしたが、上ヒゲのローソク足は高値での強い売りを示している。下値では、1,746ドルが重要なレベルとなる。このレベルを再テスト中に強気派が維持できれば、ETH/USDTペアは1855ドルを超えて上昇する可能性がある。これは、1900ドル、続いて2000ドルへの上昇の道を開く可能性がある。

一方、弱気派は他の計画を立てている可能性が高い。彼らは価格を1746ドルを下回って押し下げ、強気派を罠にかけることを試みるだろう。ペアはその後、20日EMA(1,648ドル)まで下落する可能性がある。このような動きは、ペアがもうしばらく調整を続けることを示唆することになる。

XRP価格分析

XRPは過去数ヶ月間、0.41ドルから0.56ドルの大きなレンジ内で推移している。24日には買い手がレンジの上限を突破したが、上ヒゲのローソク足は売り手がこのレベルを守ろうとしていることを示している。

XRP/USDT daily chart. Source: TradingView

レンジ内では、トレーダーは一般的にレジスタンス付近で売り出す。XRP/USDTペアでも同じことが見られる。価格が移動平均に到達した場合、ペアは数日間、0.56ドルから0.46ドルのレンジ内にとどまる可能性がある。

一方、現在の水準から価格が上昇し、0.56ドルを突破した場合、新たな上昇トレンドの開始を示唆する。ペアはまず0.66ドルまで上昇し、その後0.71ドルへの上昇を試みる可能性がある。