BTC / USDT

ビットコインは10月14日にローソク足で同時線パターンを形成し、58,000ドルを超える強気と弱気の間の優柔不断な動きを示していた。この不確実性は今日上昇方向で解消され、上昇を再開した。

BTC / USDT日足チャート。出典:TradingView

20日間指数移動平均線(52,868ドル)は上昇傾向にあり、相対力指数(RSI)は買われ過ぎゾーンにある。これは、強気派が主導権を握っていることを示唆している。ただし、過去最高値である64,854ドルは、乗り越えるのが難しいハードルになるだろう。

BTCがこの抵抗から反落した場合、最初のサポートとなるのは20日間EMAだ。このサポートからの強力に反発すれば、センチメントがポジティブなままであり、トレーダーが押し目買いしていることになる。

そうなれば、75,000ドルを目標とする上昇トレンドが再開することになるだろう。弱気の最初の兆候は、20日間EMAを下回り、50日間単純移動平均線(48,514ドル)にまで下落してしまうことだ。

ETH / USDT

イーサリアム(ETH)は10月13日に20日間EMA(3,479ドル)で反発し、10月14日に逆ヘッド&ショルダー(H&S)パターンのネックラインを超えた。これで4,657ドルを目標とする強気のセットアップが完了した。 

ETH / USDT日足チャート。出典:TradingView

移動平均線は上昇傾向にあり、RSIは下降トレンドラインを上回っている。これは、強気派が主導権を取り戻したことを示すものだ。ETHは4,027.88ドルに上昇し、その後4,372.72ドルの史上最高値を再び試そうとするだろう。

逆に、ETH価格が現在のレベルもしくは直上の抵抗から反落し、ネックラインを下回った場合、弱気派は売りを続けていることを示唆する。そうなれば、ETHが移動平均線にまで下落する恐れがある。3,257ドルを下回ってしまえば、強気派が主導権を失ってしまったことになる。

XRP / USDT

XRPは過去数日間、20日間EMA(1.08ドル)を上回っているが、強気筋はXRP価格を1.24ドルの直上の抵抗線にまで押し上げることができなかった。これは、より高値では需要が不足していることを示すものだ。

XRP / USDT日足チャート。出典:TradingView

XRP価格が下落し、20日間EMAを下回った場合、XRPは1ドルまで下落する恐れがある。このレベルは再び買いを引き付けるかもしれないが、XRPを1.24ドル以上に押し上げることができなかった場合、弱気派の勢いが回復し、0.85ドルまで調整が深まる恐れがある。

逆に、XRP価格が現在のレベルから上昇し、1.24ドルを超えた場合、売り圧力が緩和されていることを示すものだ。その後、XRPは1.41ドルにまで上昇する可能性がある。強気派がこの障壁をクリアした場合、次の目標は1.66ドルになるだろう。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
 

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