BTC/USDT

ビットコインは1月8日に16,256ドルから17,061ドルのレンジのレジスタンスを上抜けた。不透明感が買い手に有利に働いたようだ。

BTC/USDT daily chart. Source: TradingView

強気派がブレイクアウトレベルを維持し、17,061ドルをサポートに転じることに成功すれば、BTC/USDTペアは18,388ドルの直上のレジスタンスに向かって北上し始める。このレベルは、大きなハードルとして機能する可能性がある。

価格が18,388ドルから急落した場合、BTC/USDTペアは16,256ドルと18,388ドルの間の大きなレンジ内でもうしばらく推移する。

移動平均線の下に価格を引き戻せば、短期的には弱気派が優位になるだろう。

ETH/USDT

イーサは、1352ドルの直上のレジスタンスに向けて徐々に上昇している。ダウントレンドラインは、このレベルのすぐ上に位置しているため、弱気派は全力でこのレベルを守ろうとするだろう。

ETH/USDT daily chart. Source: TradingView

買い手が頭上のレジスタンスから離れずに推移できれば、ダウントレンドラインを上抜ける可能性が高まる。そうなれば、下落が収束する可能性を示唆する。ETH/USDTペアは、まず1700ドルまで上昇し、その後1800ドルまで上昇するだろう。

この想定に反して、価格が1352ドルから下落に転じ、移動平均線を下回るようであれば、トレーダーが抵抗線付近で売却していることを示すことになる。そのため、同ペアはあと数日間、1,150ドルと1,352ドルの間のレンジ内にとどまる。

XRP/USDT

弱気派は過去数日間、シンメトリカル・トライアングルのサポートラインの下で価格を維持することに繰り返し失敗している。これは、トレーダーがXRPの押し目を買っていることを示している。

XRP/USDT daily chart. Source: TradingView

強気派は、価格を三角保合のレジスタンスラインまでに向かおうとする。ここをブレイクしてクローズすると、新たな上昇の始まりを示唆する可能性があるため、目を離せない重要なレベルだ。XRP/USDTペアは、その後 0.42 ドル、そしてパターンのターゲットである 0.46ドルまで上昇する可能性がある。

反対に、価格が現在のレベルまたはレジスタンスラインから下降に転じた場合、ペアが三角保合の内部で取引を継続する可能性を示唆する。弱気派が優位に立つには、三角保合の下に価格を沈め、維持する必要がある。

ここで述べられている見解や意見は、あくまでも筆者のものであり、コインテレグラフの見解を必ずしも反映するものではありません。すべての投資や取引の動きにはリスクが伴います。決断を下す際にはご自身で調査を行ってください。