BTC/USDT
ビットコインは29日に23,816ドルのレジスタンスを上回ったが、強気派はその勢いを増すことができなかった。それが短期トレーダーの利益確定を誘ったのか、22,800ドルに向けて下落している。

もし価格が22,800ドルから反発すれば、強気派がこのレベルをサポートに反転させたことを示唆する。そうなると、25,211ドルへ上昇するだろう。25,211ドルを突破すれば、BTC/USDTペアは30,000ドルから32,000ドルのゾーンに向かうため、売り手はこのレベルを全力で守ろうとする可能性が高い。
一方、22,800ドルを割り込むと、20日EMA(21,716ドル)、そして心理的サポートである20,000ドルまで調整が深まるかもしれない。
ETH/USDT
イーサは再び1,680ドルのレジスタンス付近に達したが、強気派はこのレベルを上抜けできなかった。価格は20日EMA(1540ドル)と1680ドルの間で止まったままだ。

価格が20日EMAから反発した場合、押し目での強い買いがあったことを意味する。その後、強気派は再び価格を1680ドル以上に突き上げようとするだろう。彼らが成功すれば、ETH/USDTペアは2,000ドルに向けて上昇する。
この想定に反して、価格が下落に転じ、20日EMAを下回ると、強気派による利益確定が行われる可能性がある。その後、同ペアは強力なサポートとして機能する50日SMA(1,365ドル)まで下落する。
XRP/USDT
XRP価格は、20日EMA(0.40ドル)と0.42ドルの直上のレジスタンスの間で停滞しつつある。

通常、直情のレジスタンス付近でのタイトなコンソリデーションは買い手に有利だが、強気派が何度試みてもハードルを超えることができない場合、一部のトレーダーは利益を確定する可能性がある。
この場合、20日EMAを割り込むと、50日SMA(0.37ドル)への下落が起きる。
強気派が優勢を維持したいのであれば、XRP/USDTペアを0.42ドルから 0.44ドルのレジスタンスゾーンの上に素早く上抜ける必要がある。そうすれば、0.51ドルへの上昇が始まる。