BTC / USDT

ビットコイン(BTC)は1月20日、強気派が価格を20日間指数移動平均線(43,041ドル)以上に押し上げようと試みた。しかし、ローソク足の長いヒゲで現れているように、弱気派はこの上昇で売りを行った。

BTC / USDT日足チャート。出典:TradingView

売りは今日も続き、BTCは39,600ドルの強力なサポートを下回った。次のサポートは37,332.70ドルになる。強気派は全力でこのサポートを守ろうとするだろう。

相対力指数(RSI)は売られ過ぎのレベルであり、これは保ち合いもしくは反発の可能性を示唆している。その後の反発ラリーが50日間単純移動平均線(SMA)を上回った場合、下降トレンドが終わったことを示しものになるだろう。

逆に、BTC価格がサポートゾーンを下回った場合、弱気の勢いが回復し、BTCは30,000ドルまで下落する恐れがある。

ETH / USDT

1月20日のローソク足のイーサリアム(ETH)の長いヒゲは、トレンドがネガティブなままであり、トレーダーが強固なレジスタンスへの上昇時に売りを行っていることを示している。

ETH / USDT日足チャート。出典:TradingView

売りは今日も続いており、弱気派はETH価格を2,928.83ドルのサポート以下に引き下げている。これにより、強気派が強力に防衛すると予想される2,652ドルまで下落する可能性がある。

ETH価格が2,652ドルで反発した場合、強気派は再びETHを20日間EMAとチャネルのレジスタンスライン以上に押し上げようとするだろう。そうなれば、ETHのトレンド変化を示すものになるだろう。

逆に、弱気派が2,652ドル以下にETH価格を引き下げれば、売りは加速し、ETHは2,000ドルにまで下落する恐れがある。

XRP / USDT

リップル(XRP)は1月19日に0.75ドルのサポートを下回って取引を終えた。強気派は1月20日に0.75ドルのレベルを取り戻そうとしたが、ローソク足の長いヒゲは弱気派が上昇ラリーで売り続けていることを示している。

XRP / USDT日足チャート。出典:TradingView

XRPは0.69ドルのサポートを下回った。弱気派が安値を維持してしまう場合、その下落を0.60ドルにまで拡大する恐れがある。下降傾向の移動平均線と売られ過ぎ領域近くにあるRSIは、弱気派が主導権を握っていることを示している。

XRP価格が現在のレベルから上昇し、移動平均線を上回った場合、このネガティブな見方は覆されるだろう。そうなれば、より安値での蓄積を示唆するものだ。その後、XRPは1ドルに向けて上昇を始めるだろう。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
 

 

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