BTC/USDT
買い手は21,480ドルの直上のレジスタンスを突破し、ビットコインの回復を拡大しようとしているが、弱気派は譲る気配がない。RSI（相対力指数）は引き続き大きく買われた領域にあり、近いうちに統合または修正の可能性があることを示している。
下値の当面のサポートは、心理的レベルの20,000ドル、そしてフィボナッチリトレースメント38.2%レベルの19,489ドルだ。 このゾーンから価格が上昇に転じた場合、トレーダーが押し目を買い場として見ていることを示す。
その後、買い手は、価格を21,500ドル以上に押し上げるために、もう1度上昇を試みる。彼らが成功した場合、BTC/USDTペアは次の上昇が始まるだろう。その後、価格は22,800ドルまで上昇し、25,211ドルへ向かう。
反対に、価格が19,489ドルを割り込むと、ブレイクアウトレベルの18,388ドルに急落する可能性がある。
ETH/USDT
イーサの回復は、1月14日に1,600ドルの強い抵抗に会ったが、強気派は弱気派に譲っていない。これは、強気派が小休止の後、上昇の動きが続くと予想していることを示唆している。
価格が1600ドル付近のタイトなレンジで固まれば、直上のレジスタンスを上抜ける見通しが強まるだろう。その後、ETH/USDTペアは、1,700ドル、1,800ドルまで上昇する可能性がある。
一方、価格が下落に転じ、1,516ドルを割り込んだ場合、利益確定による売りが行われるかもしれない。その後、同ペアはフィボナッチリトレースメント38.2%水準である1,439ドルまで下落し、さらに20日EMA（1,362ドル）まで下落する可能性がある。このゾーンは強気派の強い買いを誘うだろう。
XRP/USDT
XRPは1月11日に三角保合と移動平均線を超えて急騰したが、強気派は強い上昇を開始することができないでいる。これは、高値圏での需要が不足していることを示している。
1月16日のローソク足の上ヒゲは、0.42ドルの直上のレジスタンス付近で弱気派が売り込んでいることを示している。価格が下降に転じ、移動平均線を割り込むと、しばらくは0.32ドルと0.42ドルの間で足止めを食うことになる。
強気派がチャンスを生かしたいのであれば、20日EMA（0.36ドル）までのプルバックを積極的に買う必要がある。このレベルから反発した場合、XRP/USDTペアは0.42ドルを再テストするだろう。このレベルを突破できれば、価格は0.51ドルまで急騰する可能性がある。
