BTC / USDT

ビットコインは1月13日に20日間指数移動平均線(EMA)である44,681ドルから反落した。これは弱気派が上昇ラリーでBTCを売却していることを示している。弱気派は今、39,600ドルの強力なサポートにまで価格を引き戻そうとしている。

BTC / USDT日足チャート。出典:TradingView

移動平均線は下落しており、相対力指数(RSI)はネガティブの領域にあり、弱気派の方が主導権を握っているようだ。弱気派がBTC価格を39,600ドル以下に引き下げた場合、BTCは30,000ドルにまで下落幅が拡大してしまう恐れがある。

しかし、強気派が39,600ドルで降伏してしまう可能性は低いだろう。現在のレベルから、もしくは39,600ドルからの強い反発は、安値でのBTC買い増しの動きを示唆するだろう。その後、BTCは数日間、39,600ドル~45,456ドルのレンジに留まるだろう。

45,456ドルを超えることができれば、調整が終了したことを示す最初のサインだ。その後、BTCは52,088ドルに向けて上昇の動きを開始するだろう。

ETH / USDT

イーサリアム(ETH)は、1月10日に下降チャネルのサポートラインから反発したが、20日間EMA(3,485ドル)にまで到達することができなかった。これは、より高値では需要が枯渇してしまうことを示唆している。

ETH / USDT日足チャート。出典:TradingView

移動平均線は下落しており、RSIは40を下回っている。これは、弱気派が主導権を握っていることを示している。弱気派は、心理的なレベルである3,000ドルとチャネルのサポートラインの間のゾーンまでETH価格を引き上げようとするだろう。2,652ドルを下回ってしまえば、下降トレンドの次のフェーズが始まるだろう。

逆に、ETH価格が現在のレベルから上昇した場合、強気派はETHを20日間EMA以上に押し上げようともう一度試みるだろう。これが成功した場合、ETHはチャネルのレジスタンスラインまで上昇し、その後50日間単純移動平均線(SMA)である3,893ドルにまで上昇するだろう。強気派がこの価格レベルを維持できれば、下降トレンドが終わったサインになるだろう。

XRP / USDT

リップル(XRP)は1月13日に20日間EMAである0.80ドルから反落したが、その中でもポジティブな点は、強気派がサポートである0.75ドルを防衛したことだ。これは、より安値では需要があることを示している。

XRP / USDT日足チャート。出典:TradingView

強気派が移動平均線以上にXRP価格を押し上げた場合、弱気派が主導権を失っていることを示すものになるだろう。XRPは、1ドルの直上のレジスタンスまで上昇するだろう。

XRP価格がこのレベルから反落した場合、XRPはさらに数日間、1ドルから0.75ドルのレンジにとどまる可能性がある。1ドルを超えることができ、それを維持できれば、1.41ドルへの上昇が始まるだろう。

逆に、XRP価格が20日間EMAから反落した場合、弱気派はXRPを0.75ドル~0.69ドルのサポートゾーン以下に引き下げ、さらに0.60ドルまで下落させようとするだろう。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
 

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