BTC/USD
ビットコイン(BTC)は20日間EMAを下抜け、50日間SMAまで下がる勢いだ。強気派は下降トレンドラインを上抜けることができなかったのはネガティブなサインだ。つまりより高いレベルでは需要が不足していることを示している。
弱気派が価格を8,467.54ドルまで引き下げた場合、7,702.87ドルから7,297.21ドルのサポートゾーンへの下落の可能性が出てくる。このゾーンまで下抜けてしまうと、非常にネガティブだ。
逆に、BTCが現在のレベルから反発した場合、強気派は再び下降トレンドラインを上抜けようと試みるだろう。これに成功した場合、ビットコインが勢いを取り戻す可能性がある。トレードを提案する前に、新しい買い場が形成されるのを待ちたいと思う。
ETH/USD
イーサ(ETH)は6日、過去2回と同じように、直上のレジスタンスである196.483ドルから下落した。これは、弱気派が196.483ドルで強く抵抗していることを示すものだ。価格が173.841ドルを下回ると、161.056ドルまで下落する恐れがある。
移動平均線はフラットであり、相対力指数(RSI)は50に近い。これは、弱気派と強気派のバランスが拮抗していることを示すものだ。
ETH が161.056~151.829ドルのサポートゾーンから反発した場合、さらに数日間はレンジ内での値動きとなるだろう。196.483ドルを超えることができれば、勢いを取り戻すだろう。逆に151.829ドルを下回れば、ネガティブなサインだ。今のところ、トレーダーはロングポジションのストップロスを150ドルを維持しておこう。
XRP/USD
XRPは11月7日に直上のレジスタンスである0.31491ドルから急落した。強気派は50日間SMAのサポートを死守したものの、上昇を維持できなった。これは、より高いレベルでは売り圧力があることを示している。
20日間EMAは低下し始め、RSIはネガティブゾーンに入っている。これは、弱気派が優勢であることを示唆するものだ。
XRPが50日間SMAを下回ってしまった場合、重要なサポートである0.24508ドルまで下落する可能性がある。このサポートが突破されれば、非常にネガティブだ。したがって、トレーダーはロングポジションのストップロスを0.24ドルに維持しておこう。
逆に、価格が50日間SMAから反発した場合、強気派は再び0.31491ドルの突破を試みるだう。これに成功した場合、0.34229ドルまで上昇することが見込まれる。
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版
ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています
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