いや、フェイスブックではない。 仮想通貨ビットコインはリブラ発表前にすでに高騰していた

フェイスブックの仮想通貨「リブラ」発表はビットコイン(BTC)上昇要因ではなかった。ビットコイン強気相場はリブラ発表より前の4月1日から始まっていた。

フェイスブックが18日にリブラを発表した際、ビットコインは9200ドルで推移していた。それ以降、実はビットコインは1万1300ドルをつける前に、数日間下落基調にあった。

しかし、フェイスブックがビットコイン価格高騰につながったという見方は多い。

例えば、トレーディング企業Oandaのシニアマーケットアナリストは、英有力紙ガーディアンに対して「ビットコインは、ここ数ヵ月、ゆっくりと上昇を続けてきたが、最近の上昇のきっかけとなったのはフェイスブックのリブラ立ち上げのようだ」と発言。リブラの世間での高い注目度が仮想通貨業界に恩恵をもたらすという見方を示した。

ちなみに、フェイスブックはリブラを立ち上げたのではなく、リブラのホワイトペーパーを公表したにすぎない。

また、ブルームバーグはビットコインの自力での復活を信用しておらず、最近の上昇について「投機という夢の復活」と呼んでいる。

一方、フェイスブックのリブラは前途多難だ。開発の中断を呼びかける米議員がいる他、ビットコインのようなパブリック型のブロックチェーンとは技術的に異なるという批判のも出ている。

今回のビットコインの上昇を支えているのは、素人の投資家ではなく機関投資家のようだグレイスケールのビットコイン投資信託が好調であることやビットコイン先物の取引量が過去最高を更新している点などが主な理由だ。

コインテレグラフは、ビットコイン上昇要因についてまとめた記事を公開している

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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版