ビットコイン(BTC)先物取引を提供するシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)は6月18日、未決済の約定を示す建玉が過去最高を記録したと明らかにした。機関投資家の関心が高まっていることを示しているとみられる。同取引所がツイッターで公表した。
(出典:CMEグループ)
CMEによると、6月17日にビットコイン先物の建玉が急増し、過去最高の5311件、総額で2万6555BTC(2億4600万ドル相当)になった。
CMEはこの数値の上昇について、ビットコイン先物が機関投資家の関心が高まっている点や競合であるシカゴ・オプション取引所(CBOE)が19日午後3時にBTC先物取引を終了し、撤退したことなどについて言及した。米国で規制機関に認可されている金融機関でのビットコイン先物がCMEのみに絞られたことが増加に繋がった。
ビットコイン先物についてはこれまでにJPモルガンのニコラス・パニガーゾグロー氏も、機関投資家の影響が大きくなっていることを指摘している。
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版