ニューヨーク州にある発電所グリーニッジ・ジェネレーションは、州内の住民に電気を供給する一方で仮想通貨ビットコインのマイニングを運営。1日に約5万ドル(約530万円)のマイニング報酬を得ている。ブルームバーグが3月5日に報じた。
非上場会社アトラス・ホールディングによって運営されるグリーニッジは、約7000台のビットコインマイニング機器を導入。1日に約5.5BTCを生成している。現在、115MWのうち約15MWをビットコインマイニングに費やしている。
マイニング成功のカギを握るのは、電気代の安さ。世界中のマイニング業者は電気代が安い場所を探し求めている。
一方グリーニッジは、自社で発電した電気を使用。「behind-the-meter」という仕組みを使うことでコストを抑えて安定性を確保しているという。
5月に推定される半減期ではマイナーに対する報酬が半減するが、グリーニッジは黒字を保てると予想だという。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン