米プロバスケットボールNBAのサクラメント・キングスは、ファン向けに新たなライブオークションを実施する。1月15日に発表した。ブロックチェーン開発企業コンセンシスと連携してプラットフォームを公開する。オークションの対象となるのは、選手が実際に使ったユニフォームなどだ。

同アプリ「Kings + Golden 1 Center(キングス+ゴールデン1センター)」では、プレミアムランクのコレクション「Game worn(ゲームウォーン)」アイテムが出品される。最初のアイテムは、バディ・ヒールド選手のジャージの予定。このオークションを通じてさまざまなチャリティを支援するとしている。今回はバハマのハリケーン被災者支援に向けたものとなる。

キングスのライアン・モントーヤCTOは、以下のように述べている。

「我々は、我々の事業で複数のプラットフォームにブロックチェーン技術を統合した(中略)。現在、我々のファンは、革新的なブロックチェーン基盤のソリューションを使って、本物のゲームウォーン商品をリアルタイムで安全に購入できる機会を手にしている」

サクラメント・キングスは、ファン向けのグッズ販売にビットコイン決済を2014年に取り入れるなど仮想通貨やブロックチェーンに対して積極的だ。

独自のデータセンターでビットコインマイニングも実施している。昨年10月には、ニュージャージー州拠点のチケットプラットフォームのブロックパーティと提携して、ゲームアプリ内でブロックチェーン基盤の報酬プログラムを公開すると発表している

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翻訳・編集 コインテレグラフジャパン