匿名性を重視している事で知られる、仮想通貨モネロ(Monero/XMR)はハードフォークを実行し、90%以上の取引手数料の削減に成功した。クリプト・グローブが伝えた。
公表されたデータでは、平均取引手数料は約0.6ドルから0.02ドルまで下がり、96%ほどの取引削減に繋がった。
ただ、モネロは匿名性があるがゆえに資金洗浄(マネーロンダリング)のリスクがつきまとう。金融庁も匿名通貨を問題視しており、日本では仮想通貨取引所のコインチェック(Coincheck)が取り扱いを停止した背景もあり、今後の普及・使用とともに難しそうだ。
(コインテレグラフ@マーケットアラート)