ビットコイン(BTC)のライトニングネットワークが、ビットコイン強気派でありビジネスインテリジェンスソフトウェア企業マイクロストラテジーの共同創業者であるマイケル・セイラー氏の企業メールアドレスに統合された。
4月17日のツイートで、同社の元CEOで現会長であるセイラー氏は、ビットコインの最小単位であるサトシ(Satoshis、Sats)の形で他の人から送られたいくつかのトランザクションのスクリーンショットを、300万人のTwitterフォロワーと共有した。
So @MicroStrategy converted my corporate email address into a #Lightning⚡️ address and people keep sending me 21 sats... pic.twitter.com/FHde6RtA6N
— Michael Saylor⚡️ (@saylor) April 17, 2023
マイクロストラテジーの統合は、ライトニング・アドレス・プロトコルによって可能になっている。これは、ウォレットアドレスのコピーやQRコードを使用をせずに、メールアドレスのような「インターネット識別子」をリンクできる。
同社のすべての企業メールにこの機能が統合されたかどうかは不明だ。
ライトニング・ネットワークは、人気のあるビットコインのレイヤー2スケーリングソリューションだ。1サトシ(約4セント)の基本手数料で、1秒あたり100万件のトランザクションを処理できる。
Integrating payment systems and upgrading business models based on #Bitcoin & #Lightning⚡️ is a great way to reduce dependence on Big Tech, Big Banking, and Big Advertising. Lightning is an open, ethical, scalable way to move money everywhere on earth, without gatekeepers.
— Michael Saylor⚡️ (@saylor) November 29, 2022
現在、マイクロストラテジーの会長を務めるセイラー氏は、同社の財務状況を強化することを目指した同社のビットコイン投資戦略の立役者である。
マイクロストラテジーは、2021年3月のビットコイン購入開始以来、合計で40,000 BTCを取得するために約41.7億ドルを費やしている。Buy Bitcoin Worldwideのデータによると、同社の平均購入価格は29,800ドルになる
現在のビットコイン価格が29,400ドルであり、わずかだが投資はマイナスとなっている。ただし、先週ビットコインが30,000ドルの大台を突破した際、同社の投資は一時的に再びプラスに転じた。
コインテレグラフは、マイクロストラテジーの企業メールアドレスにライトニング・ネットワークをさらに統合する計画についてコメントを求めたが、直ちには回答を得られなかった。