●本日18時現在の主要三通貨の価格

ビットコイン(BTC/JPY):554,516円
イーサリアム(ETH/JPY):18,323円
リップル(XRP/JPY):40.984円
(参考:coincheck)

●本日の値動き

(引用元:Trading View,BTC/JPY,1時間足, bitbank)

XRP(リップル)の相場が大きく動いた。XRPは本日11時ごろ37円台で推移していたが12時過ぎから午後2時にかけて急激に上昇。41円台をつけ10%以上の上昇を見せた。その後16時ごろに一時下落するも現在は40円台付近を推移している。一方のビットコイン、イーサリアムなど主要銘柄に大きな動きはなく、依然として不透明な相場展開が続いている。

XRP(リップル)連動のETP上場

今月2日にはスイス証券取引所(SIX)にXRP連動のETPが上場。続く4日には、ドイツのシュツットガルト証券取引所傘下のスウェーデンの取引所、ノルディック・グロース・マーケット(NGM)にXRP(リップル)とライトコイン(LTC)に連動するETP(上場投資商品)が上場している。

韓国規制緩和への期待か?

韓国政府が仮想通貨を含むデジタル通貨の規制枠組みの変更を検討していると地元メディアのZDネット・コリアが4日に伝えた。韓国で開催されているカンフェレンス「Deconomy」にて、政府高官の一人が「政府は仮想通貨を誤解していた。既存の通貨の基準を当てはめようとしていた。課題は山積だ。仮想通貨業界は、規制が整うまで待ってくれない」と発言。また別の高官は、仮想通貨関連企業、金融機関、政府系機関がコミュニケーションを取れてガイドラインを一緒につくる場所が必要だと述べたという。今後、韓国の仮想通貨業界の動向に注目したい。

2018年1月には、17年中に一時360倍まで暴騰したリップルについて、仮想通貨投機が熱狂的な人気を得た韓国の仮想通貨市場が寄与している可能性について伝えた。今回の韓国政府の規制緩和が熱狂する韓国勢を呼び覚ましたのかもしれない。