英プレミアリーグのプロサッカーチーム「マンチェスター・シティ」は、韓国のブロックチェーンゲーム企業スーパーブロック(Superbloke)と提携した。スーパーブロックのブロックチェーンベースのサッカーゲームにシティの選手が登場する。シティが26日に発表した。
スーパーブロックのブロックチェーンゲーム「FC スーパースター」は、ユーザーがサッカー選手のカードを集め、育成するゲーム。集めた選手をトレーニングをさせ、チームを作っていくという。またサッカー選手のカードは、イーサリアムのブロックチェーン上に記録され、デジタルアセットにもなる。
今回の発表によれば、シティは韓国だけでなく、日本や東南アジアでもこのゲームのパートナーとなるという。
またスーパーブロックの発表によれば、今回の提携を通じて、シティと様々なコラボやイベントを行っていく予定だという。
スーパーブロックは今年6月に「FC スーパースター」のオープンベータ版を公開した。同社の代表は今後もサッカー選手のIP(知的財産)取得を続け、ゲームの拡大を進めたいとしている。
米NBAもブロックチェーンゲームを計画中
プロスポーツとブロックチェーンゲームとの連携は、米プロバスケットボールNBAでも行われている。NBAと選手労働組合のNBPAは、クリプトキティーズで知られるDapper Labsと提携し、2020年初めにブロックチェーンゲームを公開する計画だ。
公開予定のゲームは「NBA トップショット」といい、バーチャルなアイテムを集め、チーム作りを競うゲームになるという。
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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版