スイスの大手銀行ジュリアス・ベアは、スイスの仮想通貨バンキングSEBAと連携して、仮想通貨取引およびカストディサービスを開始した。1月21日に発表した。

ジュリアス・ベアは、SEBAとの連携を昨年2月に発表していた。SEBAのプラットフォームを使うことで、ジュリアス・ベア銀行の顧客は、デジタル資産の保管、トレード、投資ができるようになるとしていた。

SEBAは2018年にUBS出身者らが設立。昨年9月にスイス連邦金融市場監督機構(FINMA)から銀行業と証券ディーラーのライセンスを取得している

ジュリアス・ベアは、顧客からの高まる需要に応えるべく、安全な仮想通貨カストディやトランザクションソリューションや伝統的および仮想通貨両方を統合したポートフォリオの提供など、顧客サービスを拡大するとされる。

また、流動性やセキュリティや技術的安定性を考慮して厳選した主要仮想通貨グループをサポートするとされるが、具体的な銘柄などは発表されていない。

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翻訳・編集 コインテレグラフジャパン