リブラ協会は、米規制当局の金融犯罪取締ネットワーク(FinCEN)でトップを務めた経験があるロバート・ワーナー氏をゼネラルカウンシル(法務部長)として任命したことを発表した。

ワーナー氏は、米財務省の外国資産管理室(OFAC)でもディレクター職を勤めた経験があり、コンプライアンスや金融犯罪対策で実績がある。また、民間ではHSBCやゴールドマン・サックスにも勤めていた。

ワーナー氏は、2006年3月~12月の間にFinCENでトップを務めた。

米議会などからの圧力によってマネーロンダリング(資金洗浄)対策などの対策を急ピッチで進めるリブラは、5月6日、オバマ大統領政権時の財務次官(テロと金融情報)でHSBCの最高法務責任者(CLO)であるスチュアート・レビー氏をCEOに指名したばかりだ。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン