1月28日に発表されたプレスリリースの中で、NBAチャンピオンに3回輝いたロサンゼルス・レイカーズのフォワードのレブロン・ジェームズが、デジタル通貨取引所のクリプトドットコム(Crypto.com)と提携し、Web 3.0に重点を置いた教育と労働力開発の機会を支援することが明らかになった。地元紙のアクロン・ビーコン・ジャーナルによると、具体的には今回の提携で、レブロン・ジェームズの故郷であるオハイオ州アクロンの子供たち1600人が仮想通貨を支える技術とそれがどのように将来のキャリアに役立つかについて学ぶのを支援するという。

「ブロックチェーン技術は、経済、スポーツ、エンターテインメント、アート界、人々の関わり方に革命をもたらしている。私の故郷のようなコミュニティが取り残されないようにしたい」とジェームズは話した。学生たちは、クリプトドットコムの専門家たちとのバーチャルセッションと対面セッションの両方で、その分野で目指すことが可能なキャリアについて学ぶ。クリプトドットコムのクリス・マルスツァレク共同創業者兼CEOは声明の中で以下のように述べた。

レブロン・ジェームズ・ファミリー基金(LJFF)に加わることを非常に光栄に思う。教育と労働力開発の機会をもたらしながら、次世代の人々がより良くより包括的な未来を構築できるようにするツールとアクセスを提供していく。

クリプトドットコムは、現在5番目に大きい仮想通貨取引所で、24時間の取引量は30億ドルとなっており、1000万人以上の顧客に利用されている。