カナダ企業「キック・インタラクティブ」が13日、同社のチャットアプリ「キック(Kik)」の閉鎖が中止され、サービスが継続されることがわかった。先月にも同社のテッド・リビングストンCEOが閉鎖を発表していたが、キックの公式ツイートがこれを撤回した。

キックは公式ツイートの中で「アプリを改善するためのエキサイティングな計画がある」として、詳細は近く公表されるとした。

 

 

キックのサービス停止を巡っては、今年6月、米国証券取引委員会(SEC)がキック・インタラクティブを1億ドル(約107億円)の未登録証券を発行したとして訴追

同社は従業員を151人から19人まで削減し閉鎖を検討していた。

しかし今月8日、リビングストンCEOは「キックの新たな会社を見つけた。仮想通貨キンの統合を次のレベルに進める」とツイート。新たな企業がキックを購入する可能性をほのめかしていた。

【関連記事:カナダのチャットアプリ「キック」が閉鎖へ、SECと有価証券論争が続く独自仮想通貨「キン」に注力

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版