韓国の金融企業KBフィナンシャルグループは6日、今年の仮想通貨投資状況についてのレポートを発表した。大半の韓国人は仮想通貨投資には興味がないことがわかった。

 5億ウォン(約5000万円)以上の金融資産がある600世帯と10億ウォン以上の金融資産のある400人を対象に調査した。国内の回答者の74.8%が、仮想通貨投資には関心がないことが分かった。23%が状況により仮想通貨に投資、2%が将来仮想通貨に投資すると回答した。

 一方で、世界規模で見ると、仮想通貨投資により関心が高い。韓国のトークンポストによると、世界の金融資産保有者の29%、アジア人(日本人は除く)の資産保有者の52%が仮想通貨投資に興味を示している。

 韓国中銀は7月、仮想通貨は金融市場へ脅威ではないという報告書を発表した。仮想資産への投資量は多くないことが理由だ。