NHKの報道によれば、財務省は、各国でデジタル通貨発行が検討される中、デジタル通貨「デジタル円」に関する新たな有識者会議を立ち上げ、発行の実現可能性を調査する。第1回の会議は、今月21日に開催されるという

欧米や中国をはじめとした中央銀行は、法定通貨と同じように利用できるデジタル通貨の導入・検討を進めている。こういったデジタル通貨は、中央銀行デジタル通貨(CBDC)と呼ばれており、中国では既に2020年からデジタル人民元の試験運用が始まっており、その適用範囲や流通量を拡大させている。日本でも日本銀行が民間企業と協力してデジタル円のパイロット実験を進める予定となっている。

NHKによれば、新たに設立される有識者会議では、過去2年間の日本銀行による技術的検証を踏まえ、制度設計の枠組みや発行可能性について議論される予定だという。財務省は、有識者会議での議論を踏まえてデジタル円に関する状況の変化に対応し、日本銀行と連携しながら検討を進めるという。