イラン:仮想通貨マイニングで電力網が不安定化 政府は事業者への供給遮断を検討

イランでは仮想通貨マイニングによるエネルギー消費急増により電力網が不安定化しており、イラン政府はマイニングへの電力供給遮断する意向を示している。フォーブスが6月25日に報じた

イランのエネルギー省の広報担当者モスタファ・ラジャビ・マシュハド(Mostafa Rajabi Mashhadi)氏は、2019年6月21日までの1ヵ月間で同国の電力消費が7%急増し、電力網が不安定になったと明らかにした。この「異常な急増の大部分」は、イラン国内における仮想通貨マイニングによって引き起こされたものとされ、エネルギー省はその解決・防止のため必要な措置をとるとしている。

イランでは経済制裁が行われている中、電気受給の調整は喫緊の課題だ。電気料金の高騰を抑えるため、イラン政府は年間10億ドル近くの補助金を支出している状況だ。大量の電力を消費する仮想通貨マイニングは、イラン政府にとって頭痛の種だ。

エネルギー省のマシュハド氏は、マイニングによる電力の過剰消費が「他のユーザーに悪影響を及ぼしている」ため、「(マイニング)事業者を特定し、電力供給を遮断する」とまで述べている。


翻訳・編集 コインテレグラフ日本版