米ナスダック上場のバイオテクノロジー企業ソネット・バイオセラピューティクスは14日、新たに設立された企業ハイパーリキッド・ストラテジーズを通じて、ハイパーリキッド(HYPE)トークンを活用したデジタル資産トレジャリー戦略を立ち上げたと発表した。
取引完了後、ハイパーリキッド・ストラテジーズはHYPEトークン1260万枚と現金3億500万ドルを保有する見込みで、今後この現金を使ってさらにHYPEトークンを取得する予定だ。
この取り組みを受けて、HYPE価格は上昇に転じるのか。チャートをもとに分析する。
HYPE価格予測
HYPEは14日、心理的節目である50ドル付近から反落したが、強気派が大きく譲歩していない点は好材料といえる。
移動平均線は上昇傾向にあり、相対力指数(RSI)は買われすぎ水準に接近しており、買い手が依然として優位にある。価格が45.80ドル付近で反発すれば、同水準がサポートへ転換されたとみなされ、50ドル突破の可能性が高まる。突破後は、HYPE/USDTは60ドルまで上昇する可能性がある。
一方、売り手側が価格を20日間指数平滑移動平均線(EMA、42.93ドル)以下に引き下げた場合、強気の勢いは弱まる。50日間単純移動平均線(SMA、38.86ドル)を下回ると、短期的な天井が示唆される。
4時間足チャートでは、20EMA付近で強気派と弱気派の激しい攻防が続いている。20EMAは横ばいとなり、RSIも中立圏に位置しており、直近ではどちらにも明確な優位性は見られない。
買い手側が価格を50ドル超に押し上げれば、主導権を握ることになり、ペアは60ドルまで上昇する可能性がある。逆に、価格が50SMAを下回れば短期的に弱気優勢となり、調整は41ドル付近まで深まる可能性がある。
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。
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