中国のアリババや台湾のHTC、ブロックチェーン企業に出資 デジタル著作権管理システムのビットマーク

ブロックチェーンのデジタル著作権関連スタートアップのビットマークは、初期段階の投資シリーズAで300万ドル(約3億2000万円)を調達した。9月3日にプレスリリースで発表した。台湾の電子大手HTCや中国のアリババなどが出資した。

調達した資金は、販売やマーケティングの拡大に使用するとされる。HTCとアリババの他、ベンチャーキャピタルのWIハーパーと仮想通貨に特化した投資機関デジタル・カレンシー・グループも出資した。

ビットマークは、アジア最大の音楽ネットワークKKBOXなどと提携し、デジタルでストリームされる音楽の著作権を記録するビットマーク・プロパティ・システムを提供し、成功している。他にもカリフォルニア大学、テック企業H2、ファイザーなども同技術を使用している。

HTCの分散型部門チーフオフィサーのフィル・チェン氏は、同社のブロックチェーンへの投資は、グローバルエンドユーザーの手中にパワーを戻す戦略の中心だとし、以下のように述べた。

「ビットマークのデジタル著作権システムは、すべての種類のデジタル資産に対し、唯一の所有権を割り当てることでブロックチェーン技術の特徴を素晴らしく拡大する。ブロックチェーンエコシステムの成長において重要なステップで、我々は成長と成功を期待している」

中国でECサイト大手のアリババはブロックチェーン活用に積極的だ。今年5月時点で、アリババは262件のブロックチェーン関連の特許を出願している。また同月には、知的財産システムにブロックチェーンを活用することが明らかになっている

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版