ドイツ中銀理事「仮想通貨の規制には国際協力不可欠」

 ドイツの中央銀行であるドイツ連邦銀行のヨアヒム・ビュルメリング理事は、仮想通貨の規制には国際的な協力が欠かせないとの考えを示した。ビュルメリング理事は、1月15日にフランクフルトで開催されたイベントで次のように述べた。

 「仮想通貨の効果的な規制はできるだけ広範囲の国際協力を通してのみ達成される。国ごとの対応の効果は明らかに限定的だ。」

 現在、世界中の国々がさまざまな方法で仮想通貨の規制を試みている。もっとも厳しい規制を設けた中国政府は、昨年9月に仮想通貨の取引とイニシャル・コイン・オファリング(新規仮想通貨公開=ICO)を禁じ、さらに今年に入って現在「仮想通貨取引所のようなサービス」をすべて閉鎖しようとしている。

 ところがこういった動きは、多くの中国人トレーダーを日本や韓国の取引所へと移動させただけだとアナリストたちは指摘している。

 仮想通貨が金融システムにもたらすリスクをコントールしたい政府にとって、2018年は国家間の協調を推し進める年になる可能性がある。

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