ステーブルコイン「ジェミニ・ドル」の時価総額が急減 仮想通貨リブラの影響か

フェイスブックの仮想通貨「リブラ」発表を受ける形でステーブルコインジェミニ・ドル(GUSD)」の時価総額が急激に減少している。

(出典:CoinMarketCap「ジェミニ・ドル(GUSD)の時価総額」)

フェイスブックが先月21日に発表したリブラは、複数の法定通貨バスケットに連動させることで価値の安定を目指している。いわゆるステーブルコインと似た機能の構築を目指していると見られ、仮想通貨アナリストからは既存のステーブルコインにとっては「本当に気の毒な話」という声が出ていた

さらにジェミニ・ドルを発行する仮想通貨取引所ジェミニの創業者であるウィンクルボス兄弟は、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEOと犬猿の仲で知られている。ウィンクルボス兄弟はフェイスブックのアイデア盗用を巡りザッカーバーグCEOと争ったことがある他、仮想通貨はフェイスブックより「破壊的な革命の先駆け」と発言していた

ただ、現在のところリブラ発表後に時価総額が大きく減った主要ステーブルコインは、ジェミニ・ドルだけのようだ。パクソストゥルーUSDの時価総額はほぼ横ばいで推移しており、テザーは増加している。