米通貨監督庁(OCC)の21日の発表によると、仮想通貨(暗号資産)取引所コインベースで最高法務顧問を務めたブライアン・ブルックス氏が29日からOCCのトップに就任する。

ブルックス氏はジョセフ・オティング氏の後任として就任する。ブルックス氏はコインベースを退社後、米国で新型コロナウイルスによるロックダウンが始まった3月中旬にその後OCCのナンバー2に就任していた。

OCCは米財務省下で銀行や融資機関を規制。米国の大手仮想通貨取引所の幹部職から銀行規制機関のトップに就任したという事実は銀行側の新技術への関心の高まりを示している。

発表内容の中ではブルックス氏が給与保護プログラムへの取り組みを評価した。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン