17日のビットコイン(BTC)円は1712万2951円から取引が始まった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の最終日となったこの日は、東京時間にフライング気味に上値を試し、一時は1720万円を回復したが、欧州勢参入後からは警戒感から売りが入り、米国時間序盤には1700万円周辺まで下落した。FOMCでは市場の予想通り25ベーシスポイント(bp)の利下げ再開が決定され、年内はあと2段階の利下げの可能性が示された一方、パウエルFRB議長は記者会見で「利下げを急ぐ必要はない」と発言したことで、相場は振れ幅を伴って上下した。しかし、その後は反転し下げ幅を縮小。終値は1712万9190円となり、前日からはほぼ変わらずとなった。
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著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト 英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。