著者 田代昌之 Zaif 取締役
新光証券(現みずほ証券)、シティバンクなどを経て2010年、フィスコに入社。先物・オプション、現物株、全体相場や指数の動向を分析し、クイック、ブルームバーグなど各ベンダーへの情報提供のほか、YAHOOファイナンスなどへのコメント提供を経験。経済誌への寄稿も多数。好きな言葉は「政策と需給」。ボラティリティに関する論文でIFTA国際検定テクニカルアナリスト3次資格(MFTA)を取得。2016年以降、、暗号資産業界に軸を移し、現在は株式会社Zaif(旧株式会社フィスコ仮想通貨取引所)のカスタマーサポート兼営業取締役。
XEM価格は12月上旬に28.2円の年初来高値をつけた後はやや上値の重い展開を迎えている。ボリンジャーバンドでは、11月下旬から拡大する+2σに沿った「バンドウォーク」が見られ、出来高を伴った強い動きが見られた。短期的な上昇に対する過熱感などが影響して、利益確定売りに押されたが切り上がる20日移動平均線をサポートに下げ止まっている。
足元では、12月上旬の28.2円を上抜けられなかったことから出来高が減少しており投資家のモメンタムはやや弱まったようにも見える。MACDでも、MACDシグナルをMACDが下回っていることこから調整が続きそうな状況にある。目先の調整ポイントとして意識される水準は20日移動平均線が位置する22円辺りと想定する。
今後は、ボリンジャーバンドの幅が狭くなるほか、MACDが0水準に近くなる3週間後辺りに、調整一巡が意識されて再動意を見せる可能性はあろう。タイミング的にもSymbolローンチの話題が材料視されそうだ。1月上旬から中旬にかけては、12月の年初来高値を上回る30円水準がターゲットになると考える。