メキシコ初のブロックチェーン協会が設立、ブロックチェーン技術の基準策定や啓蒙活動に取り組む

メキシコ初のブロックチェーン協会が結成された。ブロックチェーン・ソフトウェア企業のコンセンシスといった業界関係者などが設立メンバーだ。フォーブス・メキシコが11月28日に報じた。

ビットソ、ボラビット、ビバ、GBM、ルヴナ・キャピタル、コンセンシス、エクスポネント・キャピタルが、このメキシコ・ブロックチェーン協会を参画した。同技術の導入や応用の可能性について、市民を啓蒙することがこの協会の目的だ。

同協会は、この技術が主流になる前に、基準と慣行を策定する計画だという。このブロックチェーン協会で暫定的に会長を務めているフェリペ・バジェホ氏は「(ブロックチェーン)技術には、より透明性が高く、安全で、効率的な手続きを作り出すという目的がある」と述べた。

同協会は新メンバーも歓迎しているという。ビバのマリア・アリサ取締役は「議論や公共政策のための場を作りたい。誰もがアイデアを出せるようにしたい」と述べた。

仮想通貨・ブロックチェーン業界のリーダー達は、同技術の採用を促進し規制当局と共に包括的な基準を策定するため、様々な協会を立ち上げている。11月27日には、ギャラクシー・デジタルやパクスなど金融・技術系企業10社が、仮想通貨分野の「行動規範」を作り出すため、デジタル資産市場協会(ADAM)を設立した

9月には、仮想通貨取引所のコインベースを含む米国のブロックチェーン・仮想通貨企業のグループが、ワシントンD.C.に拠点を置くブロックチェーン協会の設立を発表している。同協会は業界を代表し、主に米国の税法における仮想通貨の取り扱いや政治的な問題に取り組む予定だ。

一方、メキシコの中央銀行であるメキシコ銀行(Banxico)は9月、同国で仮想通貨関連サービスを提供する全ての銀行と仮想通貨取引所に、中央銀行からの認可取得を義務付けると発表した。デジタル通貨を取り扱う企業はこの認可取得のために、自社の業務、徴収予定の手数料、そして顧客の身元確認に用いる仕組みに関する説明を備えた、詳細な事業計画を提出しなければならない