米モーニングスターが、米ファーストフードチェーン「ファットバーガー」による証券を格付けした。これは、同社が初めて格付けした仮想通貨イーサリアム(ETH)基盤の証券だという。フォーブスが3月8日に報じた。
フォーブスによると、モーニングスターが評価した、ファットバーガーの4000万ドル(約41億円)相当の資本注入には、ETHブロックチェーンで発行された証券が関係しているそうだ。
記事によると、モーニングスターの格付け自体は従来通り紙の債務証券に基づいているものの、同社はブロックチェーンによる透明性強化のおかげでデータへのアクセスが高速化したと述べたという。格付け業務を行うモーニングスター・クレジット・レーティングは、117兆ドル(約1京2101兆円)の市場規模と推定される債務証券業界向けのブロックチェーン・プラットフォームの開発を2019年10月に行ったそうだ。
企業データサイト「オウラー(Owler)」によると、モーニングスターの年間収益は12億ドル(約1241億円)で、従業員数は5416人。またオウラーは、ファットバーガーの年間収益は約880万ドル(約9億円)で、従業員数は503人という。
証券市場とブロックチェーン
2020年1月24日、インド証券取引委員会(SEBI)のアジャイ・ティアギ委員長が、証券取引市場においてブロックチェーン技術の最適な活用法を探究するよう呼びかけたと報じられた。同氏は、証券取引市場にパラダイムシフトをもたらす可能性があると指摘したそうだ。
一方、懐疑的にみる層も存在している。既報の通り、ボストン・セキュリティトークン取引所(BSTX)は、米証券取引委員会(SEC)による承認を引き続き求めているという。
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版