米大手金融機関フィデリティ・インベストメントの幹部が、プロでない投資家に仮想通貨でミスをしてほしくないとし、仮想通貨サービスを提供する場所には注意を払っていると述べた。CNBCが11日に報じた。
パーソナル・インベスティング部門の部門長であるキャサリーン・マーフィー氏は、仮想通貨の革新性と思想に理解を示す一方で、「大まかに言って個人投資家向けのプラットフォームでサービスの提供をしないようにかなり気を使っている」と発言した。
「機関投資家でない投資家が仮想通貨で間違いを犯さないようにかなり気を使っている」
フィデリティが管理する資産額は7兆4000億ドル。規制の厳しいニューヨーク州から仮想通貨のカストディ(資産管理)に関するライセンスを取得することが期待されている。
フィデリティのカストディサービスが充実することで、先月末にビットコイン先物を立ち上げたバックトに勢いが出るという見方も出ている。
【関連記事:フィデリティ、NYで仮想通貨カストディ開始なるか 関連ライセンス申請と報道】
【関連記事:「盛り上がっていない」バックトのビットコイン先物の実情、マネックスの松本CEOが語る【独自】】
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版